
◆口座番号を聞かれた!教えていいの?
相手のことをどこまで知っているか
口座番号を教えるということは、フルネームを知られるということになります。漢字は伝わらないと言っても、情報社会ですからそれまでに聞き出した情報と照らし合わせて検索をすればすぐに相手のことがわかってしまうことも今や珍しくはないでしょう。
まず、いくつかの判断軸をチェックしましょう。
・相手のことは十分に知っているのか
・既にフルネームを教え合っている仲なのか
・相手のフルネームは偽名ではないのか
自分の情報を知られるのであれば、相手の情報もきちんと知っておきたいところです。
振込者の名前で後からわかるかとは思いますが、もしも会社名(短縮されていて会社もそれだけでは特定できない)だったら?など、最悪の場合も考慮しておきましょう。
一番安心なのは、相手の名刺をもらうことです。または、フルネームや会社名をインターネットで検索し確認しておくことです。ある程度社会的地位のある方であれば検索結果も出てきます。
記録が残ることを考慮して
個人的には教えないほうが良いと思います。相手の安全性を確認せずにお金を受け取ってしまうということは、後々トラブルに巻き込まれ兼ねません。
口座振込の怖いところは、記録が残るというところです。
トラブルに巻き込まれてしまったら、一度ついた記録を消すことはできません。その辺りも注意し、教える教えないを自己判断しましょう。